かもめ食堂

「夏のある日、ヘルシンキの街角に「かもめ食堂」という小さな食堂がオープンしました。その店の主は日本人の女性サチエ(小林聡美)でした。道行く人がふらりと入ってきて、思い思いに自由な楽しい時間を過ごしてくれる、そんな風になればいい、そう思ったサチエは献立もシンプルで美味しいものをと考え、メインメニューはおにぎりになりまして。しかし、興味本位に覗く人はいましたが、来る日も来る日も誰も来ない日が続きます。それでもサチエは毎日、食器をピカピカに磨き、夕方になるとプールで泳ぎ、家に帰って食事を作る、そして翌朝になると市場に寄って買い物をし、毎日きちんとお店を開く、ゆったりとしてヘルシンキの街と人々に、足並みを合わせるような、そんな時間を暮していました。サチエは、毎日真面目にやっていれば、いつかお客さんはやってくる、とそう思っていたのです。(C)2005 かもめ商会」

引用:Amazon prime videoより

小林聡美さんのここが好き

小林さんのもつ雰囲気、佇まい、存在感の安心感たるや。きっと誰からも好意的に捉えられるだろう。私の周りにもそういう女性が1人がいて、老若男女からモテモテだし気さくで壁がなくて、周りをよく見ていて気遣い上手で、その気遣いが息をするかの如く自然で、無理がなくて、飾らなくて、とっっっても素敵。悲しいかな、そういうのって天性のものなんだよね。あぁ敵わないなぁって、自分は同じようになれないって分かる。努力や頑張りではどうにもできないことを認めざるを得ない。

小林さんにも同じ魅力を感じていて、その魅力を持ってして演じる役や作品をより素敵にしてくれる人だなぁと思う。最後の「いらっしゃい」も小林さんが言うから一層良い。その土地に、空間に、人々にすごく馴染んでいるから。すごくいい。なんというか、ちょうどいいの。そのちょうどよさが心地いい。

あと、声が澄んでて綺麗でよく通って良いなぁと思った。がやがやした飲食店でも一発で気づいてもらえるタイプ。

かもめ食堂みたいなやつ探しがち

私、プライムビデオで何見ようかな~ってリモコンぴこぴこしながら、かもめ食堂っぽいやつを探しがち。大事件とか大成功/大失敗とか大恋愛とかそういうの全然求めてない。日常や身近なコミュニティでの関係性を丁寧に、でも丁寧すぎず、自然体でざっくばらんに生活している人々を見たい。得てしてそういう作品には美味しいご飯がつきもので、それを見るのも楽しい。

最近「ととのう」というサウナ用語をよく耳にするけど、私にとってかもめ食堂を見ることは、まさに心を「整える」ことに近いのかもしれない。かもめ食堂見て、癒されて、明日シナモンロールとコーヒー買おう!と胸を躍らせる。私の日常にそういう時間があることがとても意味のあることで、大切にしたい時間だなぁと思う。そういう対象はたくさんあればあるほど良いと思うので、これからも「かもめ食堂みたいなやつ」を探し求めてプライムビデオ探索します。

余談:そういえば、読書だと日常系ってあんまり読まないな(エッセイは除く)。

夏のある日、ヘルシンキの街角に「かもめ食堂」という小さな食堂がオープンしました。その店の主は日本人の女性サチエ(小林聡美)でした。道行く人がふらりと入ってきて、思い思いに自由な楽しい時間を過ごしてくれる、そんな風になればいい、そう思ったサチエは献立もシンプルで美味しいものをと考え、メインメニューはおにぎりになりまして。しかし、興味本位に覗く人はいましたが、来る日も来る日も誰も来ない日が続きます。それでもサチエは毎日、食器をピカピカに磨き、夕方になるとプールで泳ぎ、家に帰って食事を作る、そして翌朝になると市場に寄って買い物をし、毎日きちんとお店を開く、ゆったりとしてヘルシンキの街と人々に、足並みを合わせるような、そんな時間を暮していました。サチエは、毎日真面目にやっていれば、いつかお客さんはやってくる、とそう思っていたのです。(C)2005 かもめ商会(引用:Amazon prime video)
¥300 (2024/08/13 13:52時点 | Amazon調べ)

すべてのプライム特典が対象!/

\ かもめ食堂 /

Thanks!
  • URLをコピーしました!