岡山・広島旅行3日目

岡山・広島旅行3日目です。

前日に宮島入りし、今日はまるっと1日宮島を満喫するぞ!と意気込んで早朝に起床し、厳島神社へ向かいました。宿から出るとひんやりした空気が頬にあたって本格的に目が覚めます。宿から厳島神社へ行く間にもあちこちに鹿がいましたが、みんな大人しくて、人の姿をみつけるとじーっと見つめる姿が本当に可愛いくて、思わずにやにやしながら見つめ返してしまいます(おっと、怪しい人に…)。朝7時ぐらいに参拝しましたが、ほとんど人がおらず静かに観光できてすごく良かったです。1時間くらいで参拝を終えた後は、弥山に登りました。1時間半くらい歩くと山頂に着くらしかったので、ちょっとハードな散歩ぐらいの心意気で登り始めたのですが、これがかなりきつかったです。知識がなかったので登れましたが、次があるならロープウェイ一択です。弥山への山道は「紅葉谷コース」「大聖院コース」「大元コース」の3種類あり、私は「大聖院コース」を選びました。今思い返すと全ての間違いはここから始まっていました。なぜ、初心者用の「紅葉谷コース」を選ばなかったのか(大聖院に参拝ついでに山道に入ったのです…。)。登っても登っても終わらない石段。ところどころに出てくる「マムシ注意」の看板。全く人気のない山道。止まらない汗。何回引き返そうと思ったことか…。

南国風の草が生い茂った横を登っていくので、マムシが出たらどうしようとびくびくしながら、休むことなく山頂を目指しました。途中、森の中で静かに佇んでこちらを見つめる鹿と遭遇し、さながらシシ神様(もののけ姫)のようだなと感激しながらも写真を撮る余裕もなく通り過ぎました。そして、登り続けること1時間半。な、なんか入口らしきものがある…!これは山頂が近い;;

このピントのボケ具合と、何の撮影機能で撮ったのやらという仕上がりが、当時の私の疲労感をよく表しています。私の脳内フィルターでもこんな感じでしたね。

そして、いよいよ弥山山頂に到着です。

写真1枚目は山頂の少し手前にある弥山本堂周辺にたくさんあったお地蔵さんのうちのひとつ。みんな赤い帽子をかぶって、チャーミングなポーズをしていてとても可愛かったです。どんな意味があるのか気になるところ。

写真2枚目は弥山本堂で買ったおみくじです。猫の中におみくじが入っています。おみくじ買うのなんて何年ぶりだろうか、思い出せないくらい久しぶりに買いました。山登りしてハイになってたんでしょうね。弥山本堂があるところは小さく広場のようになっていて、休憩もできます。ラムネ(サイダーだったかな?)とかも売っていて、思わず喉を鳴らしましたが、「下山したら牡蠣とビール!」と意気込んでここはぐっと我慢しました。それにしてもここにいらっしゃったお坊さんは、朝一のロープウェイで登ってくるのかしら。こういう大変な場所にある神社ってそもそもどうやって建てたんだろうか。ものすごく大変そう。

そして写真3枚目が弥山山頂からの景色です。この日は本当に天気も良くて素晴らしい眺めでした。瀬戸内海の海の色と秋を感じさせる涼やかな青空が本当に綺麗で、山頂まで来てよかった!と心の底から思いました。写真4枚目は帰りのロープウェイの中です。(確か)30人ぐらい乗れるロープウェイが貸し切りでした。頑張って石段登ったご褒美でしょうか。ロープウェイ乗り場の係りのおじさんにも「貸し切り!」と言われて、ニタニタしてしまいました。登っていくロープウェイには人がぎゅうぎゅうだったので、早朝に山登りして良かったとつくづく思いました。

ちなみに、山頂からロープウェイ乗り場までもかなりの距離があり、私からするとここの移動だけでも十分登山です。山頂からロープウェイ乗り場への道のりで、通りすがりの人に「山頂はまだなんでしょうか!!?!」と声をかけられるくらいには遠いです。

下山後は一目散に宮島表参道商店街へ向かいました。朝から何も食べないまま、気付けば11時です。腹ぺこです。

くーっ、この写真を見ると、また宮島食い倒れ旅に行きたくなってきました。

何食べても美味しくて最高でした。牡蠣6つ、もみじ饅頭4つぺろりです。牡蠣はノーマルな焼き牡蠣以外にも、バター醤油とか、チーズとか、ガーリックバターとか色々あってどれも美味しそうでした。こういう時ばかりは、一人旅でなければ色々頼んでシェア出来るのになと思います(それにしては6つも食べてる)。写真1枚目は「がんす」といって、魚のすり身と玉ねぎをピリ辛に味付けし、揚げたものです。揚げたはんぺんを食べているような感じです。そして、人生初の揚げもみじ。揚げるだけでこんなに違う食べ物になるとは。考えた人天才ですね。商店街を歩きながら揚げもみじと牡蠣を交互に食べるの、永遠に続けられそうでした。

本当はお昼に「焼きがきのはやし」に行きたかったのですがお休みでした。また機会があれば必ず。

そしてさらに食べ物を求めて「牡蠣祝」へ。

これが巷にいう「映え」というやつですね。私のポンコツなカメラの腕でも素敵な「映え」写真が撮れました。

お店のロケーションは最高なのですが、旅の道中安くて美味しいものばかり食べてきた私にはいまいち…だったかな…。近くの商店街でも数百円でおいしい牡蠣と揚げもみじが食べられるかと思うと、料理の満足度はそんなに高くないように思います。せっかくなので牡蠣をいただいたほうが良かったかな(写真は広島レモンレアチーズケーキ)。

そして、空腹を満たしたところで、次の目的地である宮島水族館に向かいます。夜ご飯に向けてまたお腹のスペースを空けなければいけません(我ながら食い意地がすごい)。水族館はさすがに家族連れやカップルが多く一人客は私くらいだった気がします。フグとスナメリが可愛かったです。あと、くらげ。くらげの泳いでる姿って何時間見てても飽きないです。飼えるのかな。

そして、夜ご飯を食べるべく、宮島ブルワリーへ。夜は商店街のお店も軒並み閉まってしまうので、もしかして混んでいるかなと思ったのですが、平日だったからかそんなこともなくすぐに席に座れました。お目当てはビールの飲み比べです。決められた3種類の飲み比べセットが2つあって、ビールの種類は季節によって変わるようです。私が行ったときはHIROSHIMA RED ALE、風薫るLAGER、BEST WISHES -SEASON-のAセットと、Weizen、弥山 Dragon IPA、OysterStoutのBセットでした。弥山の名前に引っ張られてBセットにしましたが、Aセットもすごく気になって、一人旅でなければ(以下省略)。ビールとお食事(ここでも牡蠣を食べた)を堪能した後は、宮島ブルワリーの真横にあるスタバでカフェラテを買い、鳥居が見える椅子に座り、「明日のこの時間には家にいるんだな~」、「明後日には仕事か~、また旅行できるように働こう。…でもやっぱり帰りたくない~~~!」など考えながら黄昏ました。

改修中の鳥居が見られるのも、ある意味貴重ですね。これはこれで綺麗です。そして、鹿。こんなに近づいても微動だにしません。本当にかわいいです。座ると足が収納される仕組みなんですね。かわいい。実はこの写真、奥にも鹿がいます。このように至る所にかわいい鹿がいます。癒されます。

丸1日宮島を満喫し、くたくたになって宿に戻ったところで3日目終了です。

(この記事、写真載せすぎてとても重くなってしまったのではないかと不安ですがアップします。)

Thanks!
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