「「こんなにおもしろい本があったのか!」と小学生からお年寄りまでを笑いの渦に巻き込んだ爆笑エッセイの金字塔!!短大時代のアルバイト、たった2か月間のOL時代の話、著者が日常で体験した出来事に父ヒロシや母・姉など、いまやお馴染みの家族も登場し、愉快で楽しい笑いが満載の一冊です。「巻末お楽しみ対談」ではもう一度、全身が笑いのツボと化します。描き下ろしカラーイラストつき。」
引用:さくらももこ 「もものかんづめ」 集英社文庫 裏表紙より
ネタバレありです。ご注意ください。
文才があるとはこういう人のことをいうのか!と心の底から感激した1冊。
一人旅の移動時間に読める本がほしいな、と思ったものの、物語は一気に読んでしまいたい派だし、エッセイとか短編集でも持ってくか~と思い「エッセイ おすすめ」で検索。そんで、いくつものオススメサイトでほぼ必ず推されているのが今作「もものかんづめ」(ちなみにこの一人旅ではジェーン・スーさんの「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」とさくらももこさんの「もものかんづめ」をセレクト。どっちもめっちゃ良かった。)
それまでもエッセイは何冊か読んだことがあったけど、今いちハマれず。多分、私が他人にあんまり興味ないからエッセイとは相性悪いんだなと思ってた。だから、ちょっと時間つぶしになればくらいの気持ちだったんだけど、もうね、夢中になって読んだよね。え?もう駅つくの?今エッセイ読んでるとこなんだけど!?!?って思うぐらい夢中になった。
幼いころから今作を書いていた当時までの様々な出来事が、さくらさんの感性たっぷりに描かれていて、一つ一つのエピソードを読むのが楽しい。きっと私のように日がな一日布団の上で過ごした日でも、さくらさんの感性と文才があればざっくばらんなエッセイが出来上がるんだろうなぁ。私も物書きでないにしろ、もっと日々のことについて興味関心を持って過ごしたい。来る日も来る日も何も考えず、何も蓄積せず、何も進歩せず、何の発見もなく日々を送っていくなんてもったいないしな、と真面目なことも思うなどした。
—以下、さいきんのわたし—
ブログを書きたいという気持ちはあるものの、文章がすらすら出てこないので、タイトルだけつけて中身が空っぽの下書きばかりが溜まっていくここ数か月です(さてはブロガー向いてないな?)。読書はぼちぼち捗っているけど、読んだ直後でも感想が中々まとまらないというのに、時間を置いていざ数か月後に書こうとしても無理。自分の身の回りのことならすらすら書けるんだけど、自分でも嫌になるくらいネガティブな文章なのでこちらも下書き行きです。
そういえば、この自己肯定感の低さをどうにかしたくて、近日、ピラティス教室の体験レッスンとやらに行ってきます!体動かすと気持ちもポジティブになるってネットに書いてあったし(単純)
感想乞うご期待!